一気に初夏の陽気になった小田原。
はじめましてさん、常連さん、さすらい組さん(ママさん命名)計12頭・・・たぶん
この日のチャーリーママさんからのお話はボトムアップのリーダー論から
よく言われる「アルファ論」オオカミの群れにならって家庭犬社会にも
当てはめたものだけれど、実はオオカミの群れもボスがいて下位があるのではなく
狩猟のため協力する仲間であり、リーダーは自ら優位を示すわけではなくて
仲間からリーダーとして認められた個体である。
家庭での犬との関係は飼い主が自らをリーダー(ボス)として威圧的に
位置づけるのではなく、犬の方が頼りたい(正しい依存 *1)という気持ちを
飼い主に持つこと。
これについては、下の記事を読むとよくわかります。
参考記事:
dog actually 協調心、つまりボトムアップの「アルファ」論
アルファ伝説を考える(1)
アルファ伝説を考える(2)
以上 藤田りか子さん
ボトムアップのリーダー論 *2
ワタシは、
そういう関係、つまり犬が飼い主を自分のよりどころにすることで、
何か不安な場面で飼い主からの「大丈夫よ」で安心できる、
独りよがりにがんばる(吠えるなど)必要がないんだと感じられる関係。
飼い主が強制も、服従も、威圧も、暴力も、恐れも、痛みも犬に与えなくでも
犬が飼い主を自分のリーダーだと喜んで認めるということであり
協働作業で培われるといわれる所以だと思っています。
もうひとつは、なぜお散歩トレーニングなのかというお話。
トレーニング法のパラレルウォーキングについて話されましたが、
チャーリーママさんが、説明をされているときに、ちょうど解体作業の
重機の音で一部聞こえなかった (;^_^A
あとでパラレルウォーキングで検索したら、カーミングシグナルを使った
トレーニング方法ということでした。
☆他の犬が苦手な犬の練習法。
犬と犬の間に人が入って、平行に歩く。
間に入っている人は、それぞれの犬が反応しないようにブロックをする。
徐々に間に入る人の数を減らしていく。
これは犬が苦手な場合だけでなく、子どもが苦手、男性が苦手などの
ケースにも使えるそうです。
間に入っている人は、それぞれの犬が反応しないようにブロックをする。
徐々に間に入る人の数を減らしていく。
これは犬が苦手な場合だけでなく、子どもが苦手、男性が苦手などの
ケースにも使えるそうです。
☆犬が苦手な犬の社会化のために他犬と並行して歩くのだが、2頭の間隔が
ポイント。相手を意識しているが不安が強すぎるほどでは無い距離を
保つ。歩きながら徐々にその距離を縮めて行く。
・・・とありました。
実際に実践方法をみると、2頭の犬の間に数名のヒトがいて2頭の犬の目線を
ブロックしながら歩いている様子でした。
って感じね。
パラレルウォーキングがそういう状態を設定してトレーニングとしてやるのに
対して、
散トレでは、犬と飼い主が他の犬との距離を測りながら歩くので
近くを歩いても大丈夫な犬とは接近して歩くし、パーソナルスペースを広く
取った方がいいと思えばそれなりに離れて歩きながら必要に応じて
インターセプトをする。これもカーミングシグナルを使ったものだったですよね。
ここにつながるお話だったと思います。
インターセプトメインの歩行トレーニング *3
傍からみると、わらわらと歩いている感じですが、
散トレは実際の散歩中に、いろんな状況でインターセプトをやっている、
だからより実践的で有効なトレーニングということになりますよね。
「トレーニングを組み立てる」 *4 のカテゴリーの中から
「いっしょにお散歩する、という慣らし方」 *5
について。
*1~*5 はチャーリーママさんのブログ参照
Choco.の場合は、集まっている場所に入っていくのに興奮して吠えることが
多いです。
興奮して吠えて、他のわんこが近づいてくれば吠えるし、自分から近づいて
あげくに吠えるときもあるので、まずは十分に離れて、気になるわんことの
間にワタシが立つようにしています。
そうこうしているうちに自己紹介が始まる頃には環境がわかってくるのか
少しずつ落ち着いてきます。
自己紹介が終わって次の場所までの移動もある程度距離を持ってChoco.を
ワタシの外側にして歩くようにしています。
Choco.は・・・においを嗅いで自分を落ち着かせているみたいに感じます。
その後基礎トレなどをする頃にはほかのわんこさんも落ち着いてくるから
お互いにそっとにおいをかがせてもらいあったり、他の飼い主さんから
おやつをもらったりしながら緊張感がほぐれてくると思います。
このように、お散歩トレーニング参加中の2時間の間に始まる前のストレスフルな
状態からリラックスできる状態に変化する。
その経験を何度も積み重ねることで、リラックスの心地よさが犬にもわかるから
その状態が強化され、ストレスフルな状態が短縮する。
それを手助けするひとつが飼い主によるインターセプトだと思います。
この日の「名前を呼んでおやつ」
デモは、5年生のころころんさん。
おちびちゃん、ソアラくん。
チャーリーママさんのやさしい手でマグネット
チャーリーママさんが大好きな黒ラブはなちゃん、甘えています♪
一通りトレーニングが終わって海までの道を歩く頃には、他のわんこさんと
だいぶ近くを歩いてもお互い気にしないようになります。
インターセプトを意識しなくても、飼い主の存在を感じながら歩いているね。
浜辺は大量の砂が投入されて、様変わりしていました。
でもみんなリラックスのひと時です。
Choco.はまだまだ自分で勝手に判断して大騒ぎ(吠える)することが多くて
ワタシとしては「もうちょっとワタシを頼ればいいのに~」って思いつつ
「大丈夫よ」の声が届くように・・・
それがChoco.とワタシのリラックストレーニングだと思って続けています。
お楽しみのおまけ2連発!
三政屋の自慢焼き・うぐいすあん・・おぐらよりも甘め
(今回はコロン父さんのご要望にお答えして予約)
ソフトクリーム日和だったから、梅ソフト
中に果肉も入っていました。
次回の小田原ではサクラソフトだと思います。
この日のみんなの様子は
チャーリーママさん、クラスメートのみなさんありがとうございました。